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研修医Dさんの場合(後編)

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当サイトでは、若手の先生方がどのようないきさつで今のキャリアプランを選んだのか、インタビュー形式でご紹介していきたいと思います。今回は「研修医Dさんの場合(後編)」です。

医療系コンサルタントである管理人が執筆しています。

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C病院での研修生活は思った以上にハードなもので、特に内科研修の忙しさは想像を絶するものがあり、連日ほとんど眠れないこともあった。

そんななかでも尊敬できる一~二つ上の先輩の先生方に支えられ指導いただきながら、数多くの貴重な経験を積むことができた。

研修医二年目にもなるとかなりの裁量が与えられるようになる一方で、より責任が重くなり緊張感を保ちながらの研修生活を送ることができた。

たしかに教科書を読んで勉強する時間や、論文や最新の研究に触れる機会はほかの施設に比べると多くないと思う。

しかし、実際に患者さんを診て得た経験はずっと印象に残るものであり、かけがえのないものであると感じている。

初期研修の二年間が慌ただしく過ぎていくなかで、三年日以降の進路について決めなくてはならなかった。

白分のなかでは三つの選択肢があった。C病院で後期(専門)研修を続け病棟長を経験するか、大学に戻り医局に入局するか、大学院に入学するか、である。

研究にとりかかるために早めに大学に戻る、という選択もあったが、病棟長を経験し総合内科をしっかりと学ぶためにC病院で後期研修を行うことにした。

憧れの諸先輩方に近づけるように日々研修を続けていきたい。今後は大学院への進学を予定しているが、C病院での経験が活かされると確信している。

後輩へのアドバイス

「鉄は熱いうちに打て」という。初期研修の二年間で、医師としての立ち居振る舞い、思考回路というものはある程度決まってしまうのではないか、と思う。

専門性が志向される現代医療ではあるが、その基礎となる知識・経験を四年間かけてじっくり学ぶことは、その後の診療や研究において大いに役に立つと思う。

焦る必要はない。

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