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研修医Dさんの場合(前編)

doctor

当サイトでは、若手の先生方がどのようないきさつで今のキャリアプランを選んだのか、インタビュー形式でご紹介していきたいと思います。今回は「研修医Dさんの場合(前編)」です。

医療系コンサルタントである管理人が執筆しています。

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小さい頃から将来は医者になりたいと思っていた。

小学校の卒業アルバムには「将来の夢は医者」と書いてある。

医師であった父への漠然とした憧れがあったのだろう、少なくともその頃には幼いなりに将来像を描いていたようだ。

幼い頃の希望を叶えるべく医学部に進学した私は、多くの同級生がそうしていたように部活動とアルバイトに時間を費やす生活を送った。

そういった生活のなかでも漠然と将来の進路について考えることが多かった。

母校である慶礁義塾大学は臨床の教室でも基礎研究を盛んに行っており、学生にとっても基礎研究が非常に身近な存在であった。

おのずと講義の内容も最先端の研究の話が多くなり、そういった講義には学生が多く集まった。

もともと実験や研究といった分野が好きであった私は基礎研究というものに強く興味をもつようになった。

大学も六年になり研修先の病院を考えるにあたり、まず大学か市中病院かということで悩んだ。

将来研究することを考えており、大学院への進学も視野に大れているのならば、大学病院での研修がプラスになると考えた。

一方で純粋に臨床の経験をするという意味では市中病院のほうがより多くの症例を経験することができる。

医療につながる研究をするのならばより多くの臨床経験があるに越したことはない。そんなことを考えながら市中病院の見学を行い、候補として挙がったのが、母校の関連病院として最前線にあるA病院、千葉の束総地区の救急患者を一手に引き受けるB病院、そして三年目にして病棟長を任されるC病院、の三つであった。

それらと大学病院とで迷ったが、まずは臨床に専念することにし、しっかりとした内科の基礎を身につけ、多くの臨床経験を積めると感じたやC病院をマッチングで第一希望として提出した。

(続く)

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