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研修医Cさんの場合(前編)

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当サイトでは、若手の先生方がどのようないきさつで今のキャリアプランを選んだのか、インタビュー形式でご紹介していきたいと思います。今回は「研修医Cさんの場合(前編)」です。

医療系コンサルタントである管理人が執筆しています。

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私は小学生の頃から「ブラックジヤック」や「人体の不思議」という類の本を好んで読むような子どもでした。

親族に医師はいませんが、母が栄養士であったことも関係して、人が心身ともに健康であることに関心をもっていました。医師という職業に漠然とした興味を抱きながら、高校では理系のコースに進みました。

大学選択に関しては、自宅に最も近い京都大学を選びました。医学部には関心はあったものの、当時は臨床心理学や脳神経科学に関心があり、総合人間学部という教養部のようなところに入学しました。

ノックアウトマウスを用いて精神疾患の原因遺伝子の同定を行う研究室に属し、傍らで精神分析学を学んでいました。

基礎医学の研究室に通いつつ、精神疾患の患者さんに実習などで実際に接するうちに、自然と臨床医学に対する興味が膨らんでいきました。

大学四年生の夏に、大学院と医学部の編入試験の両方を受け、医学部に運よく合格することができたので、群馬大学医学部の三年次に学士編入しました。

医学部に入学してからは、見るもの聞くことすべてが楽しく、あっという間の四年間でした。

当初は精神科に進みたいと考えていたのですが、学べば学ぶほど、すべての科に興味がわき、進路選びに悩みました。手先が器用なほうではないので外科系には進むことはないだろうと思いましたが、将来何を専門とするか絞りきれず、初期研修に関しては、将来どの科に進むにしても必要となる臨床の基礎を築きたいとの気持ちでマッチングに臨みました。

五年生の冬にある国際病院の内科を見学した際、山野先生の病棟に配属になり一週間を過ごしました。

山野先生が「患者さんを死なさない自信がついた」とおっしゃっていたのが非常に印象的で、ぜひこのような病院で研修したいと思いました。

その国際病院の内科のシステムとして、医師三年目から四年目とかなり早い段階で病棟長という責務を任せられる、というのも、魅力的と感じました。

(続く)

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